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猫を捨てる人の理由とは?法律で罰せられないの?

猫を捨てる理由

例えばの話ですが・・・。

「今までに猫を捨てたことはありますか?」
と聞かれて、

「はい!あります!」
と答えられる方が、どれくらいいらっしゃるでしょうか?

「捨てる」という行為が、後ろめたいことでもあるので、
例え事実だとしても、正直に答えられる人はほとんどいないでしょう。

では、そのような認識があるのにも関わらず、
なぜ猫を捨ててしまう人がいるのでしょうか?

そもそも、勝手にペットを捨てても、
法律で罰せられることはないのでしょうか?

今回は、
猫を捨てる人の気持ち・理由と、法律で罰せられないのかどうか
についてご紹介します!

「猫を捨てる人の気持ちが分からない」という方や、
「これから猫を飼いたいけど、自信がない」という方の

参考になればと思います。

猫を捨てる理由とは?

「猫を捨てる」ということは、
「これ以上飼うことができない理由」があるということになりますよね。

では、どんな理由があるのでしょうか?

  1. 飼い主の生活環境が変わる
  2. 飼い主の勝手な自己都合によるもの
  3. 猫の状況、状態の変化
  4. その他

大きく分けると上記の4つになります。

では、それぞれ具体的に見ていきましょう!

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①飼い主の環境が変わるから捨てる

環境が変わるとはどういうことなのでしょうか。

  • 引っ越しする先で、猫を飼うことができない
  • 結婚するが、猫を連れて行けない
  • 病気入院で、世話ができなくなる
  • 飼い主が高齢のため、または亡くなったため
  • アレルギーが出た

などが挙げられます。

これらは一部、「止むに止まれぬ事情」もあるように感じる人も
いるのではないかと思います。

②飼い主の勝手な自己都合で捨てる

先ほどご紹介した「①飼い主の環境が変わる」も
「自己都合」に該当するのですが、

ここでは、もっと酷い「自分勝手な都合」として例を挙げます。

  • お金がない
  • 飼うのに飽きた
  • 飼い方がわからない
  • 小さい時は可愛かったのに、大きくなったら可愛くなくなった
  • 新しい猫(ペット)を飼うことにした

などなど、呆れるような理由もたくさんあるのです。

③猫の状況、状態の変化に対応できず捨てる

猫の状態がどのように変化した時に、
捨てるキッカケになってしまうのでしょうか?

その理由を挙げてみましょう。

  • 猫が大きくなった
  • 猫が病気になった
  • 噛んだり、引っ掻いたりする
  • どこにでも粗相をする
  • いたずらばかりする
  • 子猫を産んで増えたから

など、猫を飼っているとありがちな理由です。

④その他の理由

これから挙げる理由は、
猫を飼う方にはあまり関係ないかもしれませんが、
実際にある理由です。

  • ブリーダーのところで、用済みになったから
  • ペットショップで売れ残ったから

猫を販売している業界全てのところでという訳ではありませんが、
こういうことを平気で行っている所もあるのです。

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猫を捨てたら罪に問われるの?

ここまで、飼い主の身勝手な理由酷いペット業者の理由などを
紹介してきましたが、

「猫を捨てる」ことに対して罰則はないのでしょうか?

答えは・・・「あります!」

「動物愛護管理法」という法律が存在しています。

基本原則に

「すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し・・・」

という文言があります。

さらに、罰則としては

「愛護動物を遺棄したもの・・・100万円以下の罰金

となっています。

捨て猫とダンボール

愛護動物(ペット)を遺棄した例

猫の話しではないのですが、
身近であったことですので、ご紹介しておきます。

近くの山に、病気になり足が不自由になった犬と、
ケージ、犬のえさ、ペットシーツなど、

その犬が使っていたと思われるものと犬自身、
全てが遺棄されていました

どなたかの通報で保健所所員が、その場所を訪れ保護したのですが、
健康状態があまりいい状態ではなかったというお話でした。

犬の保護ボランティアさんが、
警察とのやりとりや飼い主探しを行っていたのですが、

警察の方は、「動物愛護管理法」について、
あまり詳しくなかったのです。

迷子の猫や犬を警察に届けると「落し物」の扱いと同じですし、
猫や犬などを傷つけると、「器物破損」として扱われます。

けれども、ボランティアさんの懸命な努力で、
犬と一緒に置かれていたものの中から手がかりを掴み、
遺棄した人が、逮捕されました

遺棄された犬は、その後、素敵な里親さんに引き取られたのですが、
病気が悪化して亡くなってしまいました。。

最後は残念な形となってしまいましたが、
無責任にペットを捨ててしまうと、実際に逮捕されるという現実があります。

もちろん、法律で罰せられようがそうでなかろうが、
一度飼い始めたペットは最後まで責任持って飼うべきですが、

「捨てている現場を見つからなければ良い(捕まらない)」と
甘く考えてはいけない
のです。

参考動画

これはまさに捨て猫ですね。
ある日、家の前にダンボールごと置かれていたようです。

みんな「ミャーミャー」鳴いているのは、
親猫を呼んでいるからです。

幸いなことにこの後、6匹とも里親が見つかったそうです(^-^)

まとめ

今回は、猫が捨てられてしまう理由と罰則について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

まとめると

  • 猫を捨てる理由は、ほとんどが自分勝手な理由
  • 猫を捨てると「罰金・・・100万円以下」の罰則がある
  • 犬を遺棄したケースで、逮捕者が出た実例がある

となります。

「可愛いから」、「子どもが欲しがるから」など、
猫を飼い始める理由は様々です。

ですが、飼う前に、

  • 「今の」家庭環境、「数年後」の家庭環境
  • 猫を飼うにあたって、終生どれくらいのお金がかかるか
  • 猫を飼い始めたら、どんな医療措置をしたらいいのか

以上のことを、今一度ゆっくりと検討してから飼ってくださいね。

「猫にも私たちと同じ命」があることを多くの人が
再認識してくれると幸いです!


■猫を飼う前の心構えとして、興味のある方はコチラもどうぞ!
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